【就活 会社の選び方】第二志望以下を考えることで自分の方針が見えてくる!

こんにちわ。

 サラリーマン×コンサル×投資家=お父さん の えんすけ です。

親が本当に伝えたい大切なこと、学校だけでは学べない「社会のしくみ」「お金のこと」人生を楽しむ知識マインドを記事にしています。

親が子供に伝えたい事に、嘘や偽りなんてありません!そんな記事がまだ見ぬ“あなた”の人生を少しでも豊かにできれば幸いです。

【面接対策】相手が欲しい必要な人材を知る!

あなたは、就職先をどのような基準で選んでいますか?

本日は、会社の選び方について説明させて頂きます。

第一志望企業を決めている学生は多いのですが、そもそも会社の選び方を理解していないため、「第一志望以外はどこも一緒!」なんて考えていませんか?

第一志望の面接対策においても第二志望以下の企業分析が有効になりますのでここでは、会社の選び方について学んでいきましょう!

あなたはどうやって会社選びをしていますか?

あなたは、会社選びをどのようにしていますでしょうか?

会社選びと言っても、起業を考えている人に向けて『どんな会社にするか?』ではなく、どこか企業に入社を考えている人の『入社する企業の選び方』についてです。

会社を選ぶときの材料として、概ね以下の材料で選ぶ方が多いのではないでしょうか?

例えば、家電業界の企業に入社を考えている場合…

会社選びの要素

■ 製品に関する印象

・その企業の製品(デザイン/価格/ユーザー)

・広告(CMなど)から得られるイメージ

■ 企業全体の印象

・企業の所在地(地元企業/東京の企業など)

・創始者や社長のイメージ

・環境配慮活動などのエコイメージ

・サッカーなどのスポーツのスポンサーイメージ

・チャレンジングな企業/保守的な企業 など漠然としたイメージ

・ホワイト/ブラックかなどのネット情報

■ 業界比較

 同業他社と比較しての…

・デザイン

・業績

・製品ラインナップ

・給料

おそらく、大きく上記3つの分類をもとに企業を決めているのではないでしょうか?

第一志望以外は適当に選んでない?

特に、就職活動となると「第一志望の企業」はあるけど、それ以外は同業他社でもいいから“〇〇業界”で仕事ができればいい!という気持ちかと思います。

まさに、そこが落とし穴になります!

おそらく「第一志望」の企業については、企業のイメージを持っており、おのずと良い面も悪い面も情報を入手しておりあなたの中でも意思が固まっていることと思います。

しかし、「第二志望」以下のあなたにとって 有象無象の企業 の選び方が問題になります。

第二志望以下の企業をしっかりとした”自分なりの方針”で選べていない学生は、第一志望企業の面接で「なぜ第一志望なのか?」を問われたときに、とても弱い回答となってしまいます。

「不吉なこと言うな!」

「第一志望に受かるアドバイスをしろ!」 

と言われるかもしれませんが、第一志望の企業に入社できない人の方が多いのも現実です。

採用人数と志望人数を考えれば自然なことです。

少子化となっても、有名企業への志望倍率が高いのは日本の傾向です。

第一志望  地元の工務店 

第二志望  超大手ゼネコン

第三志望  隣り町の大工

という人は珍しいのではないでしょうか?

こういった選択肢の人は、おそらく自分の方針が定まっているため正直なんのアドバイスも必要ありません。

今回のアドバイスは、

■ 医療機器業界を目指している

第一志望 〇〇株式会社

第二志望以下 その他の医療機器メーカー

と言った感じで、第二志望以下が漠然としている人です。

第二志望以下は、知名度や立地、給与で決めていないでしょうか?

第一志望以外はどこに就職しても同じ と言わんばかりに。

第二志望の選び方:給与水準

では、どうやって第二志望以下を決めていけばよいのでしょうか?

給与の多さで決めるという人がいますね。

ですが、給与水準というのは業界で概ね決まる傾向があります。

ゼネコン系の給与水準、商社系の水準、家電メーカーの水準業界によって概ね似た傾向にあるのです。

もし、給与第一主義であれば、業界から見直すべきです。

給与水準が高い業界というのは必ずあります。

同一業界でなるべく高い給与水準を目指したいという考え方もあります。

では、同一業界で他より給与が高い会社というのはどういうことでしょうか?

利益を出している企業に他ななりませんよね。

それ以外にありません。

10年間赤字垂れ流しで、給与が業界水準以上というなら、その企業に未来はありません。

逆に言うと、あなたが第一志望としている企業が一番給与も高いのではないでしょうか?

だって、今の業績が良く未来も明るい企業だから第一志望しているのですよね?

第二志望以下を選ぶときも、今後成長する企業でなくては給与が上がりません

もし、給与が優先的な要素であるなら、将来、第一志望企業を抜く勢いのある企業を判断基準として企業分析してください。

現在の業績だけではなく、第一志望企業との差異を明確に分析することです。

「第一志望企業とどのように事業方針が異なるのか?」「将来影響を与える事業を進めているのか?」

自分なりの答えで構いません。自分で出した結論にこそ意味があります。

この分析をすることで、第一志望企業の面接においてもライバルと違った視点で会話をすることができます。

例えば、

「○○社(第二志望企業)は、○○といった事業方針をとり、将来に優位性を感じられる部分もありますが、御社(第一志望企業)の××というプロジェクトの方が私が考える未来に合致していたため御社を志望した」

といった感じで、第二志望以下の情報を流用することで、安易な志望動機ではないことも示唆することができます。

第二志望の選び方 社名を比較してみよう

あなたは、社名をじっくり比較したことはありますか?

例えば、

あなたが 自動車業界 を目指していたとします。

第一志望は世界一のトヨタでしょうか。

では、第二希望はどうしますか?

じっくりと社名を比較してみましょう。

トヨタ/ニッサン/ホンダ/マツダ/スバル/ミツビシ

よく聞く日本の自動車メーカーですよね?

例えば、下記3つの会社の正式社名

を見ると違いがあることに気が付きます。

トヨタ自動車株式会社

日産自動車株式会社

本田技研工業株式会社

ホンダだけ自動車という社名が入りません。

つまり、商品をクルマに限定していないということが予想されます。

実際、ホンダは飛行機もバイクもロボットも船外機も色々な商品を開発している印象があります。

もちろん、社名に“自動車”が入っているから他の乗り物は作らないとまでは言えません。

ですが、〇〇自動車 という社名では動きが取りずらいことも予想されます。

先日、Facebookも社名をMetaに変更しました。

「(Facebookは)SNS会社として見られているが、DNAは”人々をつなぐ技術を構築する会社”なのだ」というコメントがザッカーバーグ氏から発信されていました。

つまり、元Facebookという企業は、Facebookのサービスだけにチカラを注がない、Facebookはあくまで、Metaという企業の商品の一つであるという、新たなビジネスへの強い意志が感じられます。

すごく単純なようですが、社名というのは会社を表すうえでとても重要な役割を果たします。

企業の将来性を予測するひとつの指標となり得るのです。

多角的な経営が良いのか、ラインナップを絞って資本集中している企業が良いのか、これも一概にどちらが良いとは言えません。

但し、この先30年程度の未来を考えたときに、その商品がいつまで需要があるのか?

今後、何かに取って代わられるリスクはないのか?

そんなことを考えて企業選択することも必要です。

商品を限定していない会社であれば、新事業をあなたが提案することも可能かもしれません。

会社の将来性を考えるとともに、自身のやりたい事も考慮して会社選びを進めてください。

次回は、企業の方向性を色濃く表している、“社是”“企業理念”についてお話させて頂きます。

社名よりもさらに、企業の方向性を占う重要な情報が見つかります。

本日は、第二希望の企業についてお話しさせて頂きました。

もっと社会のしくみを具体的に学びたい、

企業分析をサポートして欲しい

そんな時は気軽にご相談下さい。

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